
やったー!体重が減った!あれ、でも体脂肪に変化がない。なぜだろう…。
こんにちは、ナオヤ(@n8sunny)です。
体重は減っているんだけど、体脂肪が減らない…。なぜだろう。
上記の疑問を深掘りしていきます。
- 体重が落ちたときに減っているもの
- 脂肪を減らすためにすべきこと
それでは深掘りしていきます。
体重が落ちたときに減っているもの
体重が落ちたからといって脂肪が減っているわけではありません。脂肪以外にも減るものがあるので。
- 体脂肪
- 筋肉
- 水分
この3つが体重増減の大部分を占めています。
食事のコントロールで最初に減るのは水分
食事をコントロールして1番最初に減るのは水分です。
食事の量を減らすとそれに伴って摂取する水分量が減ります。あとは、糖質(特にグリコーゲン)は水分を保持する性質がある(糖質1gは約3gの水分を保持)ので、糖質の摂取量が減ると体内の糖質も減ることになり、保持されていた水分も一緒に減ります。
これが、脂肪は減らないけど体重が減るしくみです。
糖質制限ダイエットをすると体重が一気に減るのはこのしくみによるものです。
ダイエットの目的は脂肪を減らすこと
おそらく多くの人のダイエットの目的は“余分な脂肪を減らすこと”なはず。しかし、ほとんどの人が“体重を減らす”という間違った目標を立ててしまっています。
体重は脂肪じゃないものが減っても落ちていく事は、いままさに体験していただいたとおり。つまり、“余分な脂肪”を減らしたいのであれば、体重を減らすという目標だけでは不十分という事。
もう一度、考えなおして欲しいのですが、ダイエットをする理由とその目標は体脂肪を減らす事ですよね…。
脂肪を減らすためにすべきこと
脂肪を減らすための方法は2つです。
- 1脂肪吸引にて強制的に脂肪を取り除く
- カロリー収支をマイナスにして脂肪を消費する
このどちらかです。
たぶん多くの人は“リバウンドをせずに健康的な体型を維持する”という目的なはず。脂肪吸引では、この目的は達成できないため、カロリー収支をマイナスにするという選択肢以外ありません。
摂取カロリーよりも消費カロリーを増やす
脂肪を減らすには、カロリー収支をマイナスにする必要があります。摂取カロリー<消費カロリーの状態を作ることが基本。
摂取カロリーが消費カロリーよりも多くなれば、脂肪は蓄積し体重は増えます。逆に摂取カロリーよりも消費カロリーが多くなれば、エネルギー源として脂肪は消費され体重が減少します。非常にシンプルな仕組みです。
毎日コツコツとカロリー収支をマイナスにすることが“リバウンドせずに健康的な体型を維持する”方法ということ。
摂取カロリーを減らすときの注意点
ただし、極端に食事量を減らすのは逆効果です。ぼくが推奨しているのは、しっかりと基礎代謝量分のカロリーは摂取しつつ、それ以上に消費カロリーを増やすという方法。
基礎代謝量が1800kcalの人は、1日1800kcalはしっかりと食事で摂取カロリーを確保して、それ以外で消費カロリーを500kcal捻出する。これが、最強の健康的な痩せ方だと考えています。
基礎代謝量は体が生命維持をする上で最低限必要なエネルギー量なので、これを下回るのは“生きる”ということを考えてもメリットがないはず。
この裏付けとして、基礎代謝量を下回ると体が飢餓状態にあると認識して、脂肪を蓄えやすくなったり、代謝を下げてエネルギー消費を抑えようとします。
早く体重を減らそうと極端なカロリー制限をしがちですが、体のしくみを理解した正しいカロリーコントロールが正解です。
体重が減っても脂肪が減ったわけではない
ダイエットって、体重が減ると嬉しくなりますよね。でも、それが「脂肪が減った」ことを意味するわけじゃないというのは知っておいたほうがよさそうです。
体重が急激に減るのは、体の水分が減ったことによることがほとんどだから。脂肪はそんな急には減りません。
健康的で長続きするダイエットを目指すなら、脂肪を減らすことを目標に、正しい方法で取り組む必要がありそうです。
これからも自分の体脂肪率もチェックしながら、正しいダイエット方法を研究していきます。